「悲劇」あいつを踏んだ話
あいつを踏んだ話
はじめに
ここで私が言いたいことは靴を履いたときに違和感があればその場で確認するべし、ということです。
本文
登校
あれは、忘れもしない恐怖体験です。それは土曜日でした。わたしは、いつものように高校へ登校しました。自転車で学校に行き、駐輪所に自転車を止め、歩いて門をくぐり、靴箱で履いていた制定の靴を上靴に履き替えました。そして、授業を受け、いつも通りの日々を過ごしました。
下校、事件発生
3限で授業は終了。退礼を終え、靴箱に向かい上靴を制定の靴履き替えました。事件が起こったのはそのときです。制定の靴を履いた瞬間です。
「パリッ」
「あれ、何か踏んだぞ」
しかし、枯れ葉でも入っていたのではないかとおもいその場で確認をしませんでした。今思えばそのときは秋の始まりで枯れ葉は周りに落ちていなかった。
ここで見ておくべきだった
自転車をこいで家に帰っているときも靴の中で何かが砕けていく感じがしました。
サクサク
そのまま帰宅、靴を脱いだときには私の脳内から何かを踏んだ記憶など吹き飛んでいました(なんしてんねん)。
ここでも見ておくべきだった(本日二回目)
そして家に上がり、制服を脱いでからようやく気づきました。
「あ、わし今日なんか踏んだな」
そして靴の中を確認しに行きました。
やっと事件に気づく
枯れ葉と思っていたので勢いよく靴をひっくり返しました。何か細い黒いものが出てきました。私はその瞬間すべてを悟りました。
「あ、これは虫である」
そうとなると気になるのがその虫は何であるか。靴からすべてが落ちるように傾けました。このとき私の心臓はバクバクで、軽く汗ばんでいました。でました。
はい、バラバラになったゴキブリです
ふざけるなと💢。あまりの恐怖と2回もチャンスがあった確認を怠った後悔に飲み込まれそうになりました。まあ頑張って耐えましたけど。
事件直後
正気に戻り、ふと頭に浮かんだのが靴下に付着していないかどうか。当然付着していないわけがありません。すぐに靴下を脱ぎ、足を洗いました。その後は家に帰ってから自分が歩いた後をたどります。
足が1本落ちていました
おわた(T_T)
破片をティッシュで拾いながら歩きました。もう心が折れて泣きそうでした(このとき高2)。家族にこの悲報を断腸の思いで伝えました。
家族爆笑
いや笑えねーよ💢。
後々考えたら怒らずに笑ってくれて良かったなと思います。もし怒られていたら心完全に粉砕されてましたからね。
マジ感謝🙏
そのあとお昼ご飯が喉を通りませんでした。当然です。
「私はゴキブリを踏んだのだから」
その後
その日は3時からバイトがありました。あれほどバイトに行きたくないと思ったことはないです。ていうか
ゴキブリを踏んでブルーな気持ちだからバイトに行きたくないなんて「バイトに行きたくないと感じる理由ランキング」圏外だろ(ちょっと何言ってるかわからない)
まあ時間通りにバイトに行って働いているとブルーな気持ちは少し明るくなりました。水色くらいにはなったのではないでしょうか。知らんけど。
最後に
- 靴を履くときは何も入っていないか確認
- もし靴の中に違和感を感じたときはすぐに見てみる